目次
基本情報
複製原画・新聞記事復元の経緯
二葉企画のアプローチ・こだわったポイント
費用について:ご予算に合わせた最適なご提案
過去資料のデジタル復元は二葉企画へ
基本情報
プロジェクト名:常設展「さくらももこと郡上八幡」複製原画・新聞記事複製対応
クライアント:株式会社ライトエアー
担当領域: スキャニング、レタッチ・色調補正、テスト校正、各種用紙への複製印刷
公開時期: 常設展:2026年7月4日(土)オープン
複製原画・新聞記事復元の経緯
さくらももこ先生が愛した岐阜県郡上市八幡町にて、「さくらももこと郡上八幡」が7月4日にオープン。その展示にあたり、先生が手がけたキャラクター『GJ8マン』の複製原画の制作や、当時の貴重な新聞記事などの復元対応をご依頼いただきました。
近年、海外を含む展覧会での複製原画制作需要や、紙原稿のデータベース化のご相談が増加しています。今回の原稿には、ノートに新聞の切り抜きが貼られているものなど凹凸のある特殊な素材も含まれており、原稿を傷つけずにいかに正確に読み込むか、そして「当時の風合い」をいかに忠実に再現するかが大きな課題でした。
二葉企画のアプローチ・こだわったポイント
1. 多様な素材・凹凸に対応するスキャニング設備と画像補正技術
二葉企画では、特定の作家様や画材に限らず、あらゆる用紙・作風に対応できるスキャニング体制を整えています。今回はノートに貼られた切り抜きなど凹凸のある原稿だったため、影や歪みが出ないよう細心の注意を払いながら慎重に読み込みを行いました。

2. 厳密なキャリブレーションと職人技のレタッチ
モニターからプリンターに至るまで徹底したキャリブレーションを実施し、新聞紙や先方支給の用紙など、用途に合わせた最適なデータ補正を行いました。 一般的な漫画製版では「紙を白く綺麗にする」ことが求められますが、展示用複製原画では「当時の紙の黄ばみや質感」を残すことが重要です。安易にコントラストを上げれば見栄えは良くなりますが、繊細な絵の陰影や手書きのタッチは損なわれます。原稿が持つ素材のポテンシャルを最大限に活かしつつ、お客様のご要望に応える絶妙なレタッチを追求しました。

3. スムーズな進行を支える柔軟な内製化体制
スキャンからレタッチ、色校正、本出力に至るまでの全工程を社内で一貫して行えるのが弊社の強みです。中間コストやタイムロスを省くことで、展覧会に向けたタイトなスケジュールのなかでもクオリティを妥協することなく、スピーディーかつ柔軟にプロジェクトを進行いたしました。関係各所と緊密な連携を取りながら、細かなご要望にも丁寧に伴走しています。
費用について:ご予算に合わせた最適なご提案
貴重な原稿の復元や特殊レタッチと聞くと、「大掛かりな費用がかかるのでは」とご心配される方もいらっしゃるかもしれません。二葉企画では、入稿される素材の状態(劣化具合やメディアの種類)や求める最終クオリティに応じて最適な工程を組み立て、お見積もりを算出いたします。無駄な作業を省き、長年のノウハウを活用することで、コストパフォーマンスを高めながら最高品質の成果物をご提供することが可能です。
過去資料のデジタル復元は二葉企画へ
当時の質感を損なうことなく復元された複製原画・資料は、無事に7月オープンの「さくらももこと郡上八幡」へと納品され、さくらももこ先生の世界観をありのままに届ける展示空間づくりに貢献することができました。
失われつつある過去の貴重な資料を、現代の最新技術と職人の手作業(レタッチ)によって鮮やかに甦らせ、後世へと残していくこと。それは、半世紀にわたり製版会社として印刷業界の文化を支え続けてきた私たちの使命でもあります。今回の展示向け複製原画・資料はもちろん、過去の貴重な原画やフィルムのデジタルアーカイブ化、ダメージを受けた作品のデジタル復元など、二葉企画では幅広い特殊案件に携わってまいりました。
- 「劣化してしまった過去の貴重な原稿・資料やコミックスをデジタル復元したい」
- 「展覧会や映像制作で使用する、リアルな美術品原稿を制作してほしい」
- 「他社では断られてしまった難易度の高い特殊レタッチをお願いしたい」
このようなお悩みをお持ちの企業様・制作会社様は、高度な技術を持つ株式会社二葉企画にぜひお任せください。経験豊富な専門スタッフが、お客様の細かなご要望に寄り添い、納期・費用を含めた最適なソリューションをご提案いたします。当時の情熱や息遣いまでも再現する、二葉企画のこだわりの技術をぜひご体感ください。
